労働者のミャンマー国外への出国を条件付きで許可へ

 出稼ぎ労働者の出国が条件付きで許可されることがわかった。COVID-19対策国家中央委員会が各省庁に通達したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、国外に滞在しているミャンマー人労働者を帰国させるための救援機の折り返し便を利用し、海外出稼ぎ労働者の出国を認めるものだという。優先順位として、1.外国の病院で病気治療を受ける者、2.労働・入国管理・人口統計省、労働局と契約を交わした労働者、3.政府派遣の留学生、4.私費留学生となっている。

 出国を希望する者は海外労働者派遣会社を通して労働局、国際協力省、COVID-19対策国家中央委員会に出国許可を申請しなければならない。

 シルバークレーン海外労働者派遣会社のサイ・シートゥ社長は「日本に渡航する準備が整っている労働者が300人以上待機している。今回の政府の発表は良い兆候だ」とコメントした。