ミャンマー中央銀行、国内銀行への外資35%超を許可へ

 ミャンマー中央銀行は6月15日、外国銀行がミャンマー国内銀行に出資する場合について、35%を超える出資も許可すると発表した。中央銀行のソー・ミン副総裁が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これまでミャンマー中央銀行は、2018年会社法により外国企業がミャンマー国内企業に出資する場合は35%まで許可すると規定されているため、外国銀行がミャンマー国内銀行に出資する場合には35%まで許可するとしていた。今回の発表をうけ、35%を超える出資も個別の案件ごとに許可すると規制を緩和したという。

 ミャンマー中央銀行は、タイのカシコン銀行がミャンマー地場のエーヤワディ農民開発銀行(A銀行)の株式を35%まで取得することを許可している。