学生組織が与党NLDに対して政党旗の変更を要求

 全ビルマ学生自治会連合が与党・国民民主連盟(NLD)に対して公開書状を送付し、政党旗のデザインを変更するよう要求したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 全ビルマ学生自治会連合は「NLDは赤地に黄色で孔雀がデザインされた政党旗を使用している。このデザインは1936年に我々全ビルマ学生自治会連合が最初に採用したもので、権力に対して戦う抵抗のシンボルだ。しかし、NLDは軍事政権が制定した2008年憲法の下で国軍の操り人形となっている。NLDは抵抗のシンボルを冒涜しているのと同じ」と公開書状の中で非難した。

 同様のデザインはNLDの他、全ビルマ学生自治会連合、国民学生党、88年世代民主党など多くの政治団体が使用しており、見分けが困難となっている。学生組織が公然とNLDを非難するのは異例のこと。