NLD政権4年間の外国投資、運輸・通信分野が最大

2016年4月1日から2020年4月末までのNLD政権約4年間に流入した外国投資について、運輸・通信分野がもっとも投資額が多かったことが明らかになった。7Day Dailyが伝えた。

 投資企業管理局(DICA)の発表によると、NLD政権下の4年間で流入した外国投資は210億米ドルで、運輸・通信分野が60億米ドル、製造業が55億米ドルだった。テイン・セイン大統領時代の5年間でもっとも多かったのは石油・天然ガス分野で、これまでの累計は227億米ドルとなっていた。しかし、NLD政権下では3億6千万米ドルに留まっている。

 NLD政権の4年間で最大の投資国はシンガポールで90億米ドルとなっているが、欧米や日本企業によるシンガポール経由の「迂回投資」が多く含まれているとDICAは分析している。