中国の医療専門家チーム、ミャンマーでの任務を終え帰国

 中国から来た新型コロナウイルス対策医療専門家チームが4月22日、ミャンマーでの任務を終えヤンゴン国際空港から中国に帰国したことがわかった。The Daily Elevenが伝えた。

 専門家チームは総勢15人で、4月8日にミャンマーに到着。約2週間の滞在期間中、ヤンゴン管区とマンダレー管区の隔離施設43か所や医療機関を訪問した。同チームはミャンマーの医療従事者400人に対して新型コロナウイルスの感染防止、治療方法について教育訓練した。地方や遠隔地に対しては、オンラインによるセミナーを60回ほど開催したという。

 保健・スポーツ省のミィン・トゥエ大臣は「ミャンマーは新型コロナウイルス感染拡大の危機に直面している。このような時勢の中、ミャンマーに来てくれたことを感謝している。ミャンマーは早期に新型コロナウイルスの危機を乗り越えることができると信じている」とコメントした。