タイ国境のミャワディ開発計画にタイ政府から融資
タイ国境の町ミャワディの都市開発計画について、タイ政府から融資を受けることがわかった。建設省が発表したものを7Day Dailyが伝えた。 発表によると、ミャンマー政府はタイ政府の傘下にあるタイ周辺諸国経済開発協力機構(NEDA)から総額7億バーツに相当する2,430万米ドルの融資を受ける。このうち、ミャワディ市内の給水システムの高度化に1,130万米ドル、ゴミ処理システムの高度化に760万米ドル、ミャワディ市民への啓もう活動や公務員に対する教育に220万米ドルが用いられる予定だという。 ミャワディはミャンマーにおける東西経済回廊の出発点で、東西経済回廊に含まれる都市の開発事業にNEDAが融資することを2018年11月に行われた連邦議会の会議で承認されている。NEDAの融資条件は返済猶予期間10年、返済期間30年、返済利息は年利1.5%、管理費として0.15%を一括払いする必要がある。 このほか、ミャワディとタイ側のメーソートにおいて経済ゾーンを開発する目的で「共同空間開発プラン」を策定するための費用としてアジア開発銀行(ADB)から100万米ドルの融資を受ける予定。