和平会議「21世紀ピンロン」、4月開催も困難に
ミャンマーにおける国民和解と和平実現のための「21世紀ピンロン連邦和平会議」が4月までに開催される予定だったが、開催が困難となっていることがわかった。和平実現のための共同調整会議(JICM)に参加している少数民族武装勢力の一つであるアラカン解放党(ALP)が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。 同グループのソー・ミャ・ヤザー・リン代表は「1月に行ったJICMの会議で4月までにはピンロン会議を開催することが決定したが、ミャンマー政府や国軍と調整することが残っているために4月の開催は困難になっている」とコメントした。一方、政府側の国民和解・平和センター(NRPC)のトゥン・トゥン・ウー副議長は「4月に開催できるよう全力を挙げて努力している」とコメントした。 「21世紀ピンロン連邦和平会議」は、2018年7月に第3回会議が行われてから1年半以上開催されていない。