2050年に高齢者の人口が3倍になると予測

 労働・入国管理・人口統計省、人口統計局は、ミャンマーにおける高齢者(60歳以上)の人口が、2050年には現在の3倍になるとの予測を発表した。The Daily Elevenが伝えた。

 発表によると、現在ミャンマーの高齢者人口は450万人だが、30年後の2050年には1,300万人に達するという。ミャンマー政府は2016年に「高齢者に関する法律」を制定し、2017年にから85歳以上の高齢者に対して年金を支給している。現在、85歳以上の高齢者は168,578人で、年金として1年間に50億5,734万Ksが国庫から拠出されている。

 高齢者の全人口に占める割合は地方農村より都市部で高くなっており、ヤンゴン管区、マンダレー管区、マグェー管区、エーヤワディ管区、ザガイン管区、モン州などで高齢者の割合が急速に増えているという。