自動通関システムがバージョンアップ、通関業務が迅速に

 日本政府の支援により実現した自動通関システム(MACCS)が1月5日からバージョンアップし、通関業務がより迅速となることがわかった。ミャンマー税関管理局が発表したものを7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、これまでの5ケタの輸出入業者登録ナンバー(ITC)に納税者番号(TIN)が加わり9ケタの番号となる。これにより輸入ライセンスの申請・許可から輸入申告書の提出、通関手続き、関税の納税、貨物のリリースまで一貫した業務がより迅速に行われることになるという。

 自動通関システム(MACCS)は、輸出入業務に関連する乙仲業者、輸出入業者、経済・貿易省・貿易管理局、国内税務管理局、ミャンマー税関管理局、投資企業管理局(DICA)、ミャンマー港湾当局などとネットワークを構成している。