ミャンマーの縫製業が好調、来年は55億米ドル輸出へ

 ミャンマーの縫製業が好調で、来年(2020年)1年間の輸出額が55億米ドルに達する見込みであることがわかった。ミャンマー縫製業協会のミィン・ソー会長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 ミィン・ソー会長は「縫製業分野に外国投資がどんどん入っており、欧州や米国からの注文も急増。特に米国からの注文が急激に増えている。欧州が特恵関税の適用から除外するとの話があるが、2020年はこのまま良い状態が続くだろう」とコメントした。

 経済・貿易省の統計によると、2019年1月から12月初旬までの縫製業関係の輸出額は50億米ドルを超えており、2020年は55億米ドルに達する可能性が高まっている。ミャンマー縫製品の最大の輸出先は欧州で、次いで日本、韓国の順となっている。