消費者物価指数に基づく10月のインフレ率は8.6%

 消費者物価指数(CPI)に基づいたミャンマーのインフレ率が、10月は8.6%だったことが明らかになった。Global New Light of Myanmarが伝えた。

 計画、財務省の中央統計機関が発表した報告書によると、基本的な生活物資である米、食用油、肉、魚、鶏卵などのほか、食料品以外の家庭用品、衣料品や通信関係の価格が上昇した。また、ミャンマーチャットは米ドルに対して上昇し、石油製品の輸入価格は下落したが、国内の燃料油価格は高かった。

 CPIに基づくインフレ率は、2018年11月にわずか6.6%だったが、今年9月には8.61%の最高値を記録していた。地域別には、マンダレーやマグェーなどの中部地域が高いという。