日本への特定技能労働者派遣、手数料が現行より安価に

 日本への特定技能労働者の派遣について、日本へ出稼ぎを希望する労働者が海外労働者派遣業者に支払う手数料が2,800米ドルより安価に設定されることがわかった。シルバー・クレーン海外労働者派遣会社のサイ・シー・トゥー社長(ミャンマー海外労働者派遣業協会事務局長)が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 サイ・シー・トゥー社長は「特定技能労働者を派遣する際に労働者から徴収する手数料に関し、労働指導局の総局長と話し合った。現行の手数料(2,800米ドル)より安価になるだろう。まもなく労働局から正式な数字が発表される」とコメントした。

 現在、日本へ技能実習生を派遣する場合、海外労働者派遣業者が実習生から2,800米ドルを徴収している。実習生が3年の実習期間が終了し帰国した後、再度日本に渡航し2年間実習を継続する場合も安価な手数料が設定される見込みとなっている。