ヤンゴンで運行中の地方ナンバーのタクシー排除を検討

 ヤンゴン市内で運行している地方ナンバーのタクシーに関し、ヤンゴン管区交通管理局(YRTA)はヤンゴン管区政府に対して排除など適切な措置を取るよう要請したことがわかった。The Voiceが伝えた。

 YRTAのラ・アウン副事務局長の発表によると、ヤンゴンナンバーのタクシーに対しては「シティ・タクシー」として陸運局による登録が義務付けられ、1年に1回営業ライセンスを更新する必要がある。一方、地方ナンバーのタクシーにはこれが適用されず、さらに地方ナンバーのタクシーにはミャンマー全国を運行することが可能なため、ヤンゴンナンバーのタクシーの所有者にとって経費の負担が大きく、不公平感が出ているという。

 ヤンゴン市内ではバゴー、エーヤワディ、マンダレーなど地方ナンバーのタクシーが非常に多く運行しているが、その台数を把握している部署はないという。ヤンゴンナンバーのタクシーを所有するアウン・ゾー・ウインさんは「ヤンゴンナンバーのタクシーは地方ナンバーのものより購入価格が高く税金も高い。地方ナンバーのタクシーを排除してくれれば、渋滞が緩和されるだろう」とコメントした。