特定技能労働者の獲得のため日本側から打診

 10月27日にミャンマーで初めて行われた特定技能評価試験(宿泊業)の合格者発表に先立ち、日本の宿泊業界からミャンマー側の送り出し機関に対して打診があったことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 送り出し機関(海外労働者派遣会社)ヘインティッサー社のチョー・ミン・ウー社長は「合格発表があったら、すぐに求人情報を送ってもらうことになっている。ミャンマー側で十分な準備をしておくように言われている。日本の宿泊業界の担当者がミャンマーに面接に来る予定になっている」とコメントした。

 また、別の送り出し機関の代表者は「日本の宿泊業界はミャンマー人労働者を多く採用したいと考えているようだ。合格者はほぼ全員就職先が決まるだろう」とコメントした。

 今回ミャンマーで初めて行われた宿泊業の試験は、受験者数238人のうち合格者は85人で、合格率35.7%だった。