ミャンマー初の特定技能評価試験(宿泊業)、合格率は35.7%にとどまる

 10月27日に行われた日本で労働するために必要な特定技能評価試験(宿泊業)について、その合格率が35.7%と低調だったことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 シルバークレーン海外労働者派遣会社のサイ・シー・トゥー社長は「合格率が低かったのは宿泊業の経験もなく日本語も勉強していない多くの者が興味本位で受験したからだ。受験できる定員も250人と限られていたため、本当に実力がある人がチャンスを失っている。受験できる条件を再検討し受験できる定員を増やすべきだ」とコメントした。

 ミャンマーで初めて行われた宿泊業の試験では、受験者数238人、合格者85人、合格率35.7%だった。12月7日、8日には、ビルクリーニング分野の試験がヤンゴン市内で行われることになっている。関係者によると、ビルクリーニングの試験ではインターネットによる申込みが開始されると、10分間で定員に達し締め切られたという。