ヤンゴン市郊外ラインターヤー郡区に79社が新たに進出

 ヤンゴン市郊外のラインターヤー郡区に、直近の8か月間で新たに79社が進出し工場を建設・稼働させたことがわかった。労働・入国管理・人口統計省、工場・労働法調査局が発表したものを7Day Dailyが11月14日に伝えた。

 ラインターヤー郡区には、ラインターヤー工業団地とシュエリンバン工業団地の2つの工業団地があり、約2,000の工場や事業所が集中している。工場・労働法調査局によると、2019年4月から11月初旬までの約8か月間で79の工場が新たに建設・稼働し、16の工場が閉鎖したという。

 新たに進出した工場は主に中国系企業で、縫製工場が大部分を占めているという。一方、直近に閉鎖された工場は米国人がオーナーのナチュラル・ガーメント(縫製工場)で、賃金と退職金の支払いをめぐり労働者と労働争議が起きている。