自動車の登録、2020年から本人名義を義務付け

 運輸・通信省、陸運局は、2020年1月1日から自動車の所有者に対し本人名義を義務付けると発表した。The Daily Elevenが伝えた。

 ミャンマーでは自動車を取得する際に相場価格の15%~30%という高額な取得税を納税する必要があるため、これを逃れるため元の所有者の名義のまま使用することが一般的となっている。そのため、陸運局の発表は車の所有車に対して大きなインパクトを与えている。

 陸運局の幹部は「2019年税法により、収入源が明示できない場合の所得税は3%になるため、自動車の取得税もその税率が適用される。この機会に本人名義に変えてほしい。2021年度の税法では、元の税率に戻る可能性もある」とコメントした。

 陸運局の発表によると、2020年1月1日から自動車のライセンスを更新する際、車の所有者本人が出頭し行うか、本人の国民登録証および住民登録家族リストの原本を持参して代理人が手続を行わなければならないという。