ヤンゴン港で税関職員と結託し過少申告・脱税が横行

 ヤンゴン港で輸入される貨物の輸入価格(品代、輸送費、保険料込みの価格)を半額以下に過少申告し、脱税する行為が横行していることが明らかになった。The Daily Elevenが伝えた。

 10月7日に行われたヤンゴン管区議会において、チョー・チョー・トゥン議員は「ヤンゴン港で外国から輸入された貨物の価格を過少申告し脱税している行為が横行している。これは税関職員と結託しているものだ。脱税により国家に入るべき税収が損失している」と発言した。

 同議員は、税関職員と結託した輸入貨物の過少申告のほかにも、企業における売上や利益の過少申告、商業税の納付済みステッカーを故意に貼らない、密輸入による輸入関税の脱税など数えきれないほどの不正が横行していると具体的に指摘した。