金の輸出入が解禁、日本や欧州に輸出へ

 ヤンゴン管区金業協会は、金の輸出入が解禁され、日本や欧州、ドバイ向けに輸出されることを明らかにした。7Day Dailyが伝えた。

 同協会のミョー・ミィン会長によると、日本向けの輸出はすでに開始しており、これまでに金の装飾品が3回ほど輸出されたという。現在、3社が新たに輸出入のライセンスを申請しており、ミャンマー投資委員会(MIC)からまもなく許可される見込みとなっている。

 同会長は「1社はアフリカから純度92%の金を輸入し、ミャンマー国内で純度99%まで精製しドバイに輸出する計画がある。他の1社は、パゴダに装着する金の飾り物を欧州に輸出。もう1社は香港向けに輸出入を行う計画がある」とコメントした。

 ミャンマー政府は2018年1月に金の輸出入を許可しているが、実際の輸出入は今年になってから初めて実現した。