ヤンゴン市長、市民が反対ならバス停の売店計画を撤回

 ヤンゴン市のマウン・マウン・ソー市長(ヤンゴン市開発委員会議長)は、バス停に売店を設置する計画に関し、市民が反対するなら計画を撤回すると発表した。7Day Dailyが伝えた。

 同市長は「バス停に売店を設置する主な目的はYBS市内バスに電子カードを導入する際、利用者の便宜を図るためだ。利用者は売店で電子カードを購入したり、使用方法の説明を聞いたりすることができる。商人が物を売ることを目的としてはいない。市民が反対するなら計画を撤回するだけだ」とコメントした。

 マウン・マウン・ソー市長は8月19日に行った記者会見で、ヤンゴン市内の乗降客が多いバス停に5フィート四方のスペースを確保し売店を設営すると発表した。市内には1,800以上のバス停があり、主に、赤十字、ボーイスカウト、ガールスカウト、葬祭互助会などの社会貢献団体に事業権を与えるとしていた。これに対して多くの市民から「通行の邪魔になる」との批判する声が出ている。