タイ国内でミャンマー人教師32人が不法就労で逮捕

 タイ南部のヤナウン市内で、ミャンマー人の学校教師32人(男:12人、女:20人)が不法就労の疑いで逮捕されたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 在タイ・ミャンマー大使館の労働担当官によると、逮捕された32人の学校教師はヤナウン市内の学校で、ミャンマー人出稼ぎ労働者の子ども約2,500人に対し小中学校の学校教育を担当していた。教師らは国境通過バスによりミャンマー側のコータウンから入国しボランティア証明書を取得していたが、パスポートやビザなどは所持していなかったという。

 ミャンマー大使館のチョー・ソー・ウェー労働担当官は「一旦ミャンマーに帰国させ支援機関がパスポートやビザを取得して再度赴任する予定となっているが、しばらく子供たちは勉強することができない」とコメントした。