香港・台湾が開発の工業団地、MICと連邦政府の許可待ち

 ヤンゴン市郊外において香港と台湾の企業連合が共同で開発するタンタビン工業団地に関し、ミャンマー投資委員会(MIC)と連邦政府の許可を待っている状態であることがわかった。ヤンゴン管区議会タンタビン郡区選出のテー・モー議員が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 同工業団地は、香港と台湾の企業連合がタンタビン郡区内の1,000エーカーの土地で5億米ドルを投じて開発する「ヤンゴン・タンタビン・ハイテク工業団地」で、5月10日に開催された「第2回ヤンゴン管区投資フォーラム」においてヤンゴン管区政府と覚書(MOU)を締結している。

 立地はライン川、ボーレ川、パンライン川の3本の川に囲まれており、開発エリアには工業支援ゾーン、居住ゾーン、環境保護ゾーンなどが含まれている。ヤンゴン管区議会は同開発計画を承認済みで、ミャンマー投資委員会と連邦政府から承認次第、開発計画が開始される。開発期間は9年、計画が実現すると15万人の雇用が創出されるとしている。