ヤンゴン市内のバス停に小売店の開業を許可へ

ここ数年、整備が進むヤンゴン市内のバス停

 ヤンゴン市内のバス停に小規模の小売店を開業することを市当局が許可することがわかった。ヤンゴン市のマウン・マウン・ソー市長が8月19日に行った記者会見で発表したもの。The Voiceが伝えた。

 発表によると、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)はヤンゴン市内の乗降客が多いバス停に5フィート四方のスペースを確保し、小売店を設営する。設備の設置費は1か所あたり200万Ksかかる見込み。レンタルを希望する者はヤンゴン市開発委員会に申請することができる。

 ヤンゴン市内には1,800以上のバス停があり、乗降客が多いバス停を選定しする。主に、赤十字、ボーイスカウト、ガールスカウト、葬祭互助会などの社会団体に事業権を与える予定。小売店ではタバコやコンヤ(噛みタバコ)の販売を禁止し、携帯トップアップカード、菓子類、水などを販売する。また、将来バスの電子カードシステムが実現した際には、電子カードを販売する予定だという。