ヤンゴン市内に無料「フードボックス」が設置

 ヤンゴン市内に無料で食品や飲料水が利用できる「フードボックス」が設置されたことがわかった。The Voiceが伝えた。

 この「フードボックス」はKMS建設会社が考案し設置したもので、通行人に持ち合わせがなく空腹になったり喉が渇いたりした場合や、高齢者、僧侶、障がい者などが利用することができる。ヤンゴン市内のタームエー、ミニゴン、レーダンの3か所に設置され、それぞれに係員を配置しているという。

 KMS建設会社はマンダレー、ザガイン、モンユワ、モーラミャインの各都市でも「フードボックス」を設置しており、社会現象となっている。同社は「フードボックス」の事業のほか、学校に通じる道路の舗装化、低所得者層に対する無料診療や食料品の援助などの社会貢献事業を行っている。