インレー湖畔にホテル建設計画が地元住民反対でストップ

 軍事政権時代のトップで元国軍最高司令官のタン・シュエ上級大将の息子であるトゥン・ナイン・シュエ氏がシャン州インレー湖の湖畔にホテルを建設する計画を進めていたが、地元住民の反対により計画がストップしていることがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 同氏が経営するミャンマー・ナイングループは、軍事政権時代の2011年3月10日にシャン州ニャウンシュエ郡インレー湖畔の土地90エーカーを取得した。同土地は当時、自然保護区の指定エリア内にあったが、正当な手続きなく自然保護区の指定から外されたという。ホテル建設の計画を知った地元住民らは反対運動を展開したため、NLD政権下の林業局は同土地を自然保護区の対象として復活させるよう連邦政府に承認を求めている。