地震の被害を受けたバガンのパゴダ修復はほぼ完了

地震から1か月後に撮影(2016年9月)

 宗教文化文化省によると、2016年8月に発生した地震により被害を受けたバガンパゴダの修復作業はほぼ完了しており、現在修復されているのは20パゴダを残すのみであることがわかった。国営紙Global New Light of Myanmarが伝えた。

 2016年8月24日、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード6.8の地震では、バガン古代文化遺産地域の3,000以上の遺跡のうち、389の仏塔が被害を受けた。しかし、その多くは頂上部分が崩れたり、壁がはがれたりする程度だった。考古学国立博物館局は「これまでのところ、部分的に破損したパゴダは元のスタイルを損なうことなく保存されている」との声明を発表した。

関連記事:地震後のバガン遺跡(2016年11月号特集)