ヒスイの巨岩を展示の地下博物館、管理不足で荒廃

 カチン州パーカンで発見された3千トンのヒスイの巨岩を展示している地下博物館が、保守管理の不足のため荒廃していることがわかった。7Day Daily紙が12月17日に伝えた。

 ヒスイの巨岩はパーカン郡ナンモー村のヒスイ採掘鉱区でバダミャー・ナガー社が2012年に発見したもので、同社は連邦政府に対して寄贈している。政府は地下博物館を建設し保守管理を行うと発表していたが、地元民の話によると地下水が入り荒廃が進んでいるという。

 ある地元民は「3回ほど見たことがあるが、このヒスイは良質だ。しかし、保守管理している職員の怠慢により荒廃が進んでいるのは非常に残念。国民が自由に見学できるようにするべきだ」とコメントした。

 パーカン郡総務局によると、同博物館に入場するには事前に許可を申請する必要があり、団体のみ受け付けるという。