中国国境の町で代理出産女性を募集、市当局が広告を撤去

 中国との国境の町ムセで、代理出産する女性を募集する広告が張り出され、市当局や社会団体が撤去したことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 代理出産とは男女の精子と卵子を体外受精させ、その受精卵を第三者の女性に移植して出産させるもの。広告によると、中国・広州市で手術を受け、出産するまで約10か月滞在する必要があり、報酬として1か月13,000人民元、10か月で13万人民元が支払われるとある。年齢35歳以下の健康な女性であれば、容姿や学歴は問わないという。

 ムセ市内の社会団体の関係者は「13万元というと3,000万Ksに相当する。若い女性たちが誘惑されないか心配だ。中国人がミャンマーの領土に入ってきて堂々とこのような広告を街中に張り出しているのは非常に腹立たしい」とコメントした。