ミャンマーの大学、2022年度から教育制度が大幅に改編

 教育省・高等教育局は、2022年度から大学の教育制度が大幅に改編されると発表した。7Day Daily紙が伝えたもので、同局のアウン・アウン・ミン副総局長の発表によると、ブリティッシュ・カウンシル、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの協力により、大学教育指導要綱の改定作業が行われているという。また、教育省の支配下から独立して各大学による自治や各大学独自のカリキュラムの作成が可能となる。

 ミャンマーの教育制度は小学校5年、中学校4年、高等学校2年の11年教育であるが、これを2016年度から準備教育1年、小学校5年、中学校4年、高等学校3年の13年教育に順次移行中で、2022年度に完全に移行する。完全移行に伴い、大学における教育制度も大幅に改編すると高等教育局が発表した。
(写真:ヤンゴン大学)