シャン州のコーヒー農園でマカダミアナッツを並行栽培へ

 良質のコーヒー豆を産出しているシャン州ユワーガン地域で、マカダミアナッツを並行して栽培する計画が進められていることがわかった。ユワーガン地域コーヒー豆生産者協会のウイン・アウン・チョー会長の話を7Day Daily紙が10月24日に伝えた。

 同会長によると、コーヒー園1エーカーにつきマカダミアナッツの木を70本植えることが可能で、コーヒーの木の影として利用できるうえ、1本の木から年間10万Ksの収益が見込まれている。シャン州で5,000エーカー、チン州で2,000エーカー、マンダレー管区で1,000エーカー栽培されている。

 マカダミア栽培のコンサルタントであるR・キム・ウイルソン氏は「アジアの中でマカダミアの栽培に適している国はベトナムとミャンマーだ。オーストラリアの気候と似ていおり、特にタウンジーとピンダヤが適している」とコメントした。マカダミアナッツの木は、植樹から4年目で初めて収穫でき、約30年間の寿命があるという。