中国雲南省の密輸取締りが緩和、ミャンマーからの砂糖輸出が再開

 中国・雲南省政府の密輸取締りが緩和されたため、ミャンマーから砂糖の輸出が再開されたことがわかった。ムセ穀物市場の関係者の話を7Day Daily紙が伝えた。

 密輸取締りは10月1日から開始されたため、ミャンマー側から米、トウモロコシ、砂糖の輸出が完全にストップしていた。砂糖の輸出業者は「10月18日ごろから砂糖の輸出ができるようになった。1日2万袋の需要がある。米やトウモロコシの取締りは継続しているようだ」とコメントした。

 ミャンマー政府は米、トウモロコシ、砂糖の輸出を正式に認めているが、中国側は許可していないため、密輸入となっている。ミャンマー政府は、中国政府に対して輸入割当量を増やすように要請している。