韓国が建設のヤンゴン~ダラ友好橋、12月から工事開始

 着工が遅れていたヤンゴン~ダラ友好橋の建設工事が、2018年12月から開始されることがわかった。建設省の発表をThe Daily Eleven紙が9月18日に伝えた。

 発表によると、橋の基本設計に関して建設省と運輸・通信省、港湾当局の間で合意がなされたため、現在韓国の設計会社が橋の詳細設計を作成しているという。建設省橋梁部のチョー・カイン・チョー副総局長は「橋の高さを49メートル、2本の橋脚間の距離を370メートルとすることで合意された。設計が完了次第、12月から工事を開始する方針」とコメントした。

 友好の橋の建設のため、韓国政府が1億3,783万米ドルを融資し、ミャンマー政府が3,034万米ドルを国庫から拠出するが、設計変更のため建設費用が大幅に膨れ上がることが見込まれている。橋が完成すれば、ダラ、トゥンテー、コムー、クンジャンゴンの周辺都市のほか、エーヤワディ管区の各都市との交通の便が飛躍的に向上する。