MPTとMyTelがモバイルバンキングの実施をミャンマー中央銀行に申請

 

携帯大手のMPTと新規参入のMyTelが、モバイルバンキング事業の実施に向けミャンマー中央銀行に対して申請していることがわかった。中央銀行のソー・テイン副総裁の発表を7Day Daily紙が6月25日に伝えた。

MPTの広報部によると、同社はモバイルバンキング事業を行う関連会社を設立し、国内銀行3行と提携する計画。同社は国有企業のため、事業計画に関して連邦政府の承認を待っている状況という。また、MyTelは、国軍系のミャワディ銀行とインワ銀行と提携し「My Money」という名称でモバイルバンキング事業を行うとしている。

携帯大手のテレノールはヨーマ銀行と提携し、1720万米ドルを投じて「Wave Money」という名称で2016年からモバイルバンキング事業を開始しており、現在の利用者は150万人で2018年1月から5月末までの送金実績は5千億Ksと発表している。オレドーは協同組合銀行(CB)と提携し「M-Pitesan」という名称でモバイルバンキング事業を行っている。