丸山大使、中央銀行総裁にミャンマー国内両替所等で円の使用を要請

 在ミャンマー日本国大使館の丸山大使は6月1日、ミャンマー中央銀行総裁と面会し、日本企業が金融分野への投資を可能とすること、日本の通貨である円をミャンマー国内で使用できるようにすることなどに関して要請したことがわかった。ミャンマー中央銀行の発表を7Day Daily紙が6月4日に伝えた。

 現在ミャンマーにおいては、米ドルのみが貿易決済の通貨として許可され、外貨口座は米ドル、ユーロ、シンガポールドルの3種類が許可されている。公認両替所では3種類の通貨に加えて中国人民元とタイバーツの取り扱いも許可されているが、日本円は許可されていない。

 日本は、中央銀行の基幹業務システムを開発し、2016年1月18日に引き渡している。