最低賃金の日額、労働大臣が今月中に発表へ

労働・入国管理・人口統計省のテイン・スェー大臣は今月中に最低賃金の日額を発表すると発言した。7Day Daily紙が12月24日に伝えた。
政府、労使、議会関係者、民間団体によるフォーラムが12月23日に開催され、最低賃金の設定に関して議論が行われた。フォーラムでは経営者側が日額4,000Ksを主張し、労働者側は6,600Ksを要求しており、依然として両者間の隔たりは大きい。労働者側はこれまで5,600Ksを要求していたが、「現在の物価水準を考慮すると6,600Ksが妥当」と主張を変えている。
テイン・スェー大臣は「今月末に最低賃金設定のための国民会議が開催される。その場で最終決着させる方針。決定後、すぐに発表する。労働者側の要請に基づき、議会に提案するプロセスは省略する」と発言した。