ミャンマー教育省、暗記中心の教育方法を見直し

ミャンマー教育省は、これまでの暗記中心の教育方法を見直し、今年度から考える力を養成する教育方法に転換したと発表した。6月20日に行われた連邦議会の会議で教育省のミョー・テイン・ジー大臣が質問に答えたもの。
同大臣は「今年度は小学校の第1学年の指導要領を大幅に改めた。自分で考える力を養うため、暗記中心の教え方から生徒が中心となり楽しく学べる方法に転換した。試験の方法も暗記だけでは解けない応用問題を出す。小学校、中学校、高校の卒業試験も全国共通とする」と発言した。
ミャンマーでは小学校5年、中学校4年、高校2年の11年教育だが、昨年度から幼稚園1年、小学校5年、中学校4年、高校3年の13年教育に順次変更している。
[7Day Daily] 2017/6/23