ミャンマー国内の商取引、95%は現金取引

 ELEVEN紙によると、ミャンマー国内の商取引の95%は現金取引で、銀行振り込みなどの電子決済がほとんど利用されていないことがわかった。VISAミャンマーが6月18日に発表したもの。
 同社の担当者は「現金取引が多ければそれだけ負担が大きくなる。政府にとっては新紙幣の発行コストの負担増、民間にとっては現金輸送の際のリスクと輸送コスト増、札束を数える手間と時間のコスト、ニセ札のリスクなどだ。電子的な取引にすれば、商取引の全貌が把握でき、税収もアップ、、公務員の汚職も防止できる」と説明した。
 ミャンマーではキャッシュカード、デビットカード、クレジットカード、プリペイドカードなどが普及してきたが、実際の商取引では現金取引が主流となっている。