ヤンマー、ミャンマーで籾殻を活用したバイオマスガス化発電の実証実験

ヤンマー3月23日、ネピドーで、籾殻を活用した同国で最大規模のバイオマスガス化発電実証プラントの竣工を発表し、精米所に併設した分散型電源の実証試験施設として、同日から本格的に稼動した。

今回のミャンマーにおける実証試験は、パートナー企業であるMAPCO(ミャンマー農業ビジネス公社)の精米所内に建設、精米所で発生する20トン/日の籾殻をガス化させ、分散型電源であるコージェネレーションシステムにより、廃熱を利用した熱供給も行う。

地方を含めた平均電化率が3割弱というミャンマーでは、安定した電力供給が課題となっている。同社はこれまでに、バイオマスガス化発電の実証試験を各地で行っていた。

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