ミャンマー運輸・通信省、ヤンゴン市内の路面電車計画を完全に中止

ヤンゴン市内の路面電車計画が完全に中止されたことがわかった。運輸・通信省の幹部が12月20日に明らかにしたもので「路面電車は道路上を車と一緒に走行するため無理。上層部の判断で計画をあきらめた」とコメントした。ヤンゴン市内の路面電車計画は長期計画として策定され、日本のウエスト・コーポレーションが協力していた。
ミャンマー国鉄のトゥン・アウン・ティン部長は「ディーゼルカーから電車にすぐに移行するのは無理がある。電力を充分に確保しなければならない。電車の運行を制御するシステムも必要」と述べた。
ヤンゴン市内ストランド通り上に路面電車が2016年1月10日から運行を開始したが、利用客が少ないため7月1日に運行が中止されていた。計画では2018年ごろに再開し、ヤンゴン市内の環状鉄道と接続する予定だった。
[The Voice] 2016/12/21

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