世界銀行がミャンマー中小企業の振興に1億米ドルを融資

世界銀行は12月20日、ミャンマーの中小企業に対する金融サービス拡充を目的として1億米ドルを融資すると発表した。世界銀行の関連機関である国際開発協会(IDA)から資金を拠出する。
この融資は、強固で安定した金融分野の発展、銀行サービスの拡充と融資枠の増額、小口融資(マイクロファイナンス)と保険業の発展などに利用される。受入れ窓口は計画・財務省。
世界銀行のウルリヒ・ザチャウ東南アジア担当局長は「この融資により、中小企業の事業が拡大し、国民の収入の増加や雇用の拡大に繋げることができる」と期待を示した。現在のミャンマーでは、18歳以上の国民のうち銀行サービスを利用できる人は30%にとどまっている。
[7Day Daily] 2016/12/23

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