ドイツ国際協力公社(GIZ)、ミャンマー民間銀行の融資実績をアセアン内で最低と発表

ドイツ国際協力公社(GIZ)は、「ミャンマーの金融分野の発展」に関するレポートで、ミャンマーの民間銀行による融資実績がアセアン加盟国内でもっとも少ないと発表した。
融資が少ない原因について同公社は、融資条件が厳しいことや銀行に熟練行員が少ないことなどを挙げた。そのうえで、「民間銀行の融資額が増えなければ経済は発展しない」とコメントした。
同レポートによると、ミャンマー全国民のうち47%が借金を抱えており、18%は質屋を含む政府登録の正規金融機関から、29%は非合法の金融業者から借り入れているという。
[7Day Daily] 2016/11/20