米国企業のミャンマー投資は20億米ドル超え

米国企業のミャンマーへの投資額について、直接投資と間接投資を合わせると20億米ドル以上あることが明らかになった。米国の経済制裁が解除されれば、さらに多くのミャンマーへの投資が入ると期待されている。
投資企業管理局(DICA)の統計によると、米国のミャンマーへの直接投資額は465万米ドルしかないが、第三国経由の迂回投資額は20億米ドルを超えているという。迂回投資が多い理由は、米国からミャンマーへ資金を送金・決済する際に問題が生じるためで、多くの企業はシンガポールの現地法人経由で投資を行っている。
同局のアウン・ナイン・ウー局長は「以前から米国企業はミャンマーに投資を希望していたが、経済制裁もあり、状況を見ていた。今後は経済制裁が解除されるため、米国企業による投資が爆発的に増加するだろう」とコメントした。
[7Day Daily] 2016/9/16