ミャンマー産米、ASEAN市場に参入できず

ミャンマー米協会は、価格と品質に問題があるため、ミャンマー産米がASEAN市場に参入できていないことを明らかにした。
ミャンマー米協会のイェー・ミン・アウン事務総長は「価格、品質、輸送コスト、どれを取ってもタイやベトナムに対抗できない」とコメントした。ミャンマー産米は毎年100万~200万トン輸出されている。2015年度の米輸出高は140万トンで、そのうち80%が国境ゲートから中国へ輸出(中国側としては密輸)された。
ASEAN諸国の中で、フィリピンやインドネシアは毎年数百万トンの米を輸入している。ミャンマー政府はこれらの国に対して直接ミャンマー米を売り込んでいるが、輸出困難な状況が続いている。
[7Day Daily] 2016/9/11