ヤンゴン市開発委員会が屋台禁止令を発令

ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は8月16日、ヤンゴン市内の一部の郡区で道路や歩道上で営業している屋台や露店を禁止する命令を発令した。対象となったのはヤンゴン市内のダウンタウンにある繁華街、ラタ、ランマドー、バベーダン、チャウダダーの4つの郡区。屋台禁止令はポスター形式で50か所に掲示された。
YCDCによると、当面は周知期間として強制排除は行わないが、周知期間を過ぎても屋台や露店を営業している場合は、強制的に撤去するという。
ヤンゴン市内では、2010年ごろにYCDCが屋台や露店から税金(みかじめ料)を徴収していたため、税金を払った店主が場所の所有権を主張し、高額な料金で場所が売買されるようになった。しかし、YCDCはいかなる場所においても屋台や露店を営業する許可を与えていないとしている。
[7Day Daily] 2016/8/18