ミャンマー税関、自動通関システムの試験運用を開始

輸出入の手続きの迅速化、簡素化を目的としたオンライン利用の自動通関システム(MACCS)の試験運用が8月から開始される。試験運用期間は3か月で11月から本格運用に移行する予定。
ミャンマー税関管理局のウイン・タン局長は「今は手作業で行っているため、時間がかかりミスも発生している。11月の本運用の前に3か月間試験運用を行い、問題点を洗い出す。関係政府機関だけでなく民間企業も協力してほしい」とコメントした。当面ヤンゴン市内の港湾と空港で稼働し、2018年までに地方や国境の各ゲートにも設置し運用を開始する。
このシステムは日本の自動通関情報処理システム(NACCS)をミャンマー向けに焼き直したもの。日本政府が資金や技術的、人的な援助を行っている。
[Myanmar Alinn] 2016/7/29