スー・チー国家顧問、ミャンマーの少数民族武装グループと初の会談

アウン・サン・スー・チー国家顧問は6月28日、全土停戦協定(NCA)に調印済みの少数民族武装グループと、初めて公式な会談を行った。
この話し合いではスー・チー国家顧問が、8月中に(真の連邦制を目指す)ピンロン精神に基づいた連邦平和協議大会(21世紀ピンロン)を開催すること、同大会の基本的枠組み、行動予定などの詳細を説明した。また、真の連邦制では分離独立は認められないとも説明があった。出席した武装グループ全員は同国家顧問の説明に対して同意する意見を表明した。
話し合いに出席した武装グループのひとつパオ民族独立機構のクン・オッカー大将は「実現する連邦制度が本物であれば、誰も分離独立を考えないだろう。真のフェデラル国家を目指すという理念がもっとも重要」とコメント。
[7Day Daily] 2016/6/29