米大使、ミャンマーの特恵関税制度(GSP)適用再開に言及

スコット・マーシャル駐ミャンマー米国大使は6月6日、ミャンマー商工会議所との会議において特恵関税制度(GSP)の適用再開について言及した。
同大使によると、米国政府は2016年中にアセアン加盟国のうちラオスとミャンマーの2カ国に対してGSPの特権を与える準備を行っているという。米国政府はミャンマー国内の人権問題により2003年からGSPの適用を中止している。
欧州委員会によるGSPはテインセイン政権時代に適用が再開されたが、欧州の厳しい品質基準をクリアできないため、輸出量は期待されたほど伸びなかった。
[7Day Daily] 2016/6/7