「ミャンマービジネスセミナー」開催、企業関係者ら約100名が参加

ティン・チョー新大統領の下での民主化、法による支配、経済の改革等が急ピッチで進むミャンマーの現状と今後を展望する「ミャンマービジネスセミナー」(主催=フジサンケイビジネスアイ)が6月2日、東京・文京区の「文京シビックセンター・スカイホールで開催された。
会場の定員いっぱいとなる100名近くの企業関係者らが詰めかけ、3名の専門家の講演に耳を傾けた。
セミナーでは、JETRO(日本貿易振興機構)ヤンゴン事務所次長として5年間赴任した水谷俊博・海外調査部アジア大洋州課課長代理が、実体験と数値から見えるミャンマービジネスの可能性について講演。TMI総合法律事務所の行方國雄ヤンゴンオフィス代表は、新政権移行後に変貌する最新の法務事情について解説した。
また、日緬ビジネスに精通するジャーナリストとして、ミャンマージャポンの永杉豊代表が「『ミャンマージャポン』から見るミャンマー事業の光と陰」と題し、現地の報道されない裏事情を織り交ぜ、ミャンマーの現況について説明した。