米石油大手シェブロン、ミャンマー国内の全商権を13億米ドルで売却へ

米国石油大手のシェブロンはミャンマー国内で取得済みの商権すべてを13億米ドルで売却する意向を表明した。原油・天然ガスの国際価格が長期にわたり下落していることが原因。
手放すのはヤダナー、セインの両油田で同社が所有している28.3%の持ち株およびヤカイン州沖A-1鉱区の採掘権。
ヤダナー油田ではフランスのトタールが主導し石油・天然ガスの採掘を行っている。採取された天然ガスのうち1日に1億1,700万立方フィートをシェブロンがタイへ輸出している。
シェブロンは、ミャンマーの以外にもアジア内の商権すべてを30億ドルで売却する意向で、売却先を探している。
[The Daily Eleven]