ミャンマー新議会招集、NLD新政権誕生へ

アウン・サン・スー・チー氏が率いるNLD(国民民主連盟)が与党として初めてとなる議会が開会した。
開幕初日となる2月1日には下院が招集され、下院の議長に党幹部でスー・チー氏の側近ウィン・ミン氏が選出された。副議長には、総選挙で敗れた前与党、USDP(連邦団結発展党)のティー・クン・ミャット氏が選出され、スー・チー氏が示す「国民の融和」をUSDPとの連携で内外にアピールする人事となった。
現行の憲法での規定ではスー・チー氏に大統領資格を認めないが、第59条(f)の施行停止により大統領になる事も考えられる。